ルミチタンについて

ルミチタンNAGの特徴

ルミチタンNAGは、微光で効果を出す高性能な屋内専用の光触媒塗料です。

アパタイト被覆二酸化チタンの性能は

酸化チタン光触媒の酸化分解力が優れていると言えども、分解する物質と光触媒が接触していないと、その効果は得られません。アパタイトは多孔質でタンパク質や臭い成分の吸着能力に優れています。
アパタイト被覆酸化チタンの表面に吸着された有機物(細菌、臭い原因、VOC、カビ菌糸等)は、二酸化チタンにより次々と分解されていきます。

ナノ銀分散体をアパタイト被覆酸化チタンに添加する。

ルミチタンNAGは、アパタイト被覆二酸化チタンに、ナノ銀分散体を添加したことにより、より除菌力の高い光触媒屋内塗料になっています。
銀は食品添加物に指定されており、安全性の高い物質です。
銀はイオン化する事により極めて強い殺菌力を発揮し、ほとんどの病原菌に対して効果があるとされています。

細菌は不活性し死滅
細菌表面の細胞膜と細胞壁の間にある、呼吸酵素に含まれるタンパク質を構成するアミノ酸(Systine)のS−S結合を銀イオンが切断し、呼吸できなくなり、細菌は不活性化する。
ウィルスの場合はenvelopeを破壊し、不活性化します。

ルミチタンNAGの性能

室内の微光環境下(2μW/cm2)で、下記の試験データーの様に光触媒性能を発揮します。
他の光触媒室内塗料で明示されている性能試験データーは、その際に使用されている光量(紫外線量)が 250μW〜1,000μW位で試験片に照射されている。
室内環境下でそんな紫外線量を求めるのは無理があります。

ルミチタンNAG性能試験データー

抗菌能力評価試験
抗菌能力評価試験
消臭性能試験
消臭性能試験
かび抵抗性試験

試験操作/温度29±1℃、湿度90%以上、暗条件(暗所)、明条件(500cm2照射)

菌 株 名 無処理(暗) ルミチタンNAG(暗) 無処理(明) ルミチタンNAG(明)
Aspergillus niger NBRC 6341 黒麹カビ 1 2 2 1
Penicillium funiculosum NBRC 33285 青カビ 1 1 1 0
Paecilomyces variotii NBRC 33284 キノコ寄生菌 1 1 1 0
Gliocladium virens NBRC 6355 ミルク腐敗菌 1 1 1 0
Cheatomium globosum NBRC 6347 毛玉カビ 1 1 1 1
※JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法の結果表示法
菌 糸 の 発 育 かび抵抗性表示
肉眼及び顕微鏡下でカビの発育が認められない。 0
肉眼ではカビの発育が認められないが、顕微鏡下で確認する。 1
菌糸の発育が肉眼で認められるが、発育部分の面積は試料の全面積の25%を超えない。 2
菌糸の発育が肉眼で認められるが、発育部分の面積は試料の全面積の25%を超える。 3

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