ルミチタンについて

ルミチタンNAGの特徴

微光で効果を出す高性能な屋内専用の光触媒塗料

一般的に光触媒に使用される二酸化チタンの結晶

一般的に、光触媒に使用される二酸化チタンの結晶です。

二酸化チタンにアパタイト(リン酸カルシウム系セラミックス)を被覆したアパタイト被覆二酸化チタン

二酸化チタンにアパタイト(リン酸カルシウム系セラミックス)を被覆したアパタイト被覆二酸化チタンです。
ルミチタンNAGは、この酸化チタンを素材として使用しています。

アパタイト被覆二酸化チタンの性能

酸化チタン光触媒の酸化分解力が優れていると言えども、分解する物質と光触媒が接触していないと、その効果は得られません。
アパタイトは多孔質でタンパク質や臭い成分の吸着能力に優れています。
アパタイト被覆酸化チタンの表面に吸着された有機物(細菌、臭い原因、VOC、カビ菌糸等)は、二酸化チタンにより次々と分解されていきます。

アパタイトが大腸菌を吸着させた状態

アパタイトが大腸菌を吸着させた状態

アパタイトがウイルスを吸着させた状態

アパタイトがウイルスを吸着させた状態

ナノ銀分散体をアパタイト被覆酸化チタンに添加する

ルミチタンNAGは、アパタイト被覆二酸化チタンに、ナノ銀分散体を添加したことにより、より除菌力の高い光触媒屋内塗料になっています。
銀は食品添加物に指定されており、安全性の高い物質です。
銀はイオン化する事により極めて強い殺菌力を発揮し、ほとんどの病原菌に対して効果があるとされています。

細菌は不活性し死滅

細菌表面の細胞膜と細胞壁の間にある、呼吸酵素に含まれるタンパク質を構成するアミノ酸(Systine)のS-S結合を銀イオンが切断し、呼吸できなくなり、細菌は不活性化する。
ウィルスの場合はenvelopeを破壊し、不活性化します。

ルミチタンNAGの性能

室内の微光環境下(2μW/cm2)で、下記の試験データーの様に光触媒性能を発揮します。
他の光触媒室内塗料で明示されている性能試験データーは、その際に使用されている光量(紫外線量)が250μW〜1,000μW位で試験片に照射されている。
室内環境下でそんな紫外線量を求めるのは無理があります。

ルミチタンNAG性能試験データー

抗菌能力評価試験
抗菌能力評価試験 大腸菌
抗菌能力評価試験 黄色ブドウ球菌
抗菌能力評価試験 MRSA
消臭性能試験
消臭性能試験 アンモニア
消臭性能試験 硫化水素
消臭性能試験 トリメチルアミン
ルミチタンNAG明条件(2μw/cm<sup>2</sup>)
ルミチタンNAG明条件(2μw/cm2
ルミチタンNAG暗条件(0μw/cm<sup>2</sup>)
ルミチタンNAG暗条件(0μw/cm2
ブランク明条件(2μw/cm<sup>2</sup>)
ブランク明条件(2μw/cm2
ブランク暗条件(0μw/cm<sup>2</sup>)
ブランク暗条件(0μw/cm2
かび抵抗性試験

試験操作/温度29±1℃、湿度90%以上
暗条件(暗所)、明条件(500cm2照射)

菌株名:Aspergillus niger NBRC 6341
【黒麹カビ】
無処理(暗)1
ルミチタンNAG(暗)2
無処理(明)2
ルミチタンNAG(明)1
菌株名:Penicillium funiculosum NBRC 33285
【青カビ】
無処理(暗)1
ルミチタンNAG(暗)1
無処理(明)1
ルミチタンNAG(明)0
菌株名:Paecilomyces variotii NBRC 33284
【キノコ寄生菌】
無処理(暗)1
ルミチタンNAG(暗)1
無処理(明)1
ルミチタンNAG(明)0
菌株名:Gliocladium virens NBRC 6355
【ミルク腐敗菌】
無処理(暗)1
ルミチタンNAG(暗)1
無処理(明)1
ルミチタンNAG(明)0
菌株名:Cheatomium globosum NBRC 6347
【毛玉カビ】
無処理(暗)1
ルミチタンNAG(暗)1
無処理(明)1
ルミチタンNAG(明)1
※JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法の結果表示法
菌糸の発育かび
抵抗性
表示
肉眼及び顕微鏡下でカビの発育が認められない0
肉眼ではカビの発育が認められないが、顕微鏡下で確認する1
菌糸の発育が肉眼で認められるが、発育部分の面積は試料の全面積の25%を超えない2
菌糸の発育が肉眼で認められるが、発育部分の面積は試料の全面積の25%を超える3